雪とリーダーシップ

仕事

 明日は関東地方で広く大雪の予報となりました。
 私が住む関東地方南部平野部でも5センチから10センチの積雪との予報が出ています。
 私の車はノーマルですので、車通勤は不可能です。
 おそらく多くの一都三県に住む人々は、冬タイヤに履き替える習慣がないのではないでしょうか。

 ウィンター・スポーツが趣味の人を除いて。

 首都圏の鉄道は極端に雪に弱く、バスもタクシーも雪に慣れていないため、通勤は危険を伴います。

 弱ったなぁと思っていたら、職場から粋なお達しが出ました。

 全員在宅勤務とする、在宅勤務が難しい者は休暇を取ることを推奨する、というのです。
 事実上、全員出勤するなということです。

 台風や大雪のときなどは、いつも自己判断で、と言うばかりだったところ、今度ばかりははっきりと言い切ってくれました。 

 ありがたいことです。

 ただし、あくまで在宅勤務であって、休暇ではありません。

 常時パソコンの前に座り、メール対応をしたり、オンラインでの打合せを行ったりしなければなりません。

 それでも、寒い雪の日に出勤免除はありがたいことです。

 トップが代わって丸2年。

 トップが代わるというのは大きなことなのですね。
 誰がやっても同じだと思っていましたが。

 思えば私に暴言を吐き続けて精神障害を再発せしめ、私は弁護士を立てて謝罪文と損害賠償金100万円を分捕った時の、最低のハラスメント野郎は、会議の仕切りが下手でいつも長時間の会議を行い、そのうえ優柔不断で、判断ということが出来ない人でした。

 それでいて部下に暴言を吐いたり、ネチネチ嫌味を言ったりする、本当にどうしようもない人でした。

 今思い出しても腹が立って仕方ありません。

 よくそんな人がトップを務めていたものです。
 いや、だからこそ務めていたのかもしれませんね。

 嫌なやつほど出世欲が強かったりしますから。

 次のトップはお人好しと言うか、だまされやすいというか、何事も他人に言いくるめられて、不利な条件の案件をたくさん残して去っていきました。

 今、どこの部署も、その遺産の整理に苦しめられています。
 人は良かったのですが、トップに立つ人には、清濁併せのむようなスケールが求められます。

 現在のトップは、やや強引ともいえるリーダーシップを発揮する人で、ある意味敵を作りやすいと思いますが、話が早くて部下としては楽です。

 しかし権力は腐敗すると言います。
 パワハラ最低野郎は任期いっぱいの8年務めました。
 お人好しは6年で引き釣り降ろされました。
 お人好しの馬鹿なやつは引きずりおろすが上策でしょう。

 さて、現在のトップ。
 任期は4年で、再任2年、再々任2年の、計8年務めることが可能です。
 私としては、最初の任期4年でお辞め頂いた方がよろしいかと思います。

 そうでないと、晩節を汚すことになりますよ。

 パワハラ最低野郎はその後どこぞの機関のトップに就き、やっと今年度いっぱいで完全引退すると聞きました。
 最低なやつほど、人材ならぬ人罪であることを巧妙に隠すことに長けているのかもしれませんね。