文学

 少し春めいてきましたね。
 陽が長くなったのは喜ばしいことです。

 それにしても今年はひどい大雪が降って、首都圏の交通網は麻痺しました。

 もう雪は懲り懲りです。

 幼い頃、私は「まんが日本昔ばなし」が大好きでした。

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まんが日本昔ばなしDVD-BOX 第2集 (5枚組)
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 かの番組では、狂言と能をセットで演じるがごとく、可笑しな話とシリアスな話をセットで放送していましたね。

 私が強烈な印象をもって感銘を受け、今も忘れられないのは、「雪女」
 恐ろしくも悲しく、切ない物語は幼い私に忘れがたい印象を残したのです。
 それがため、しばらくは雪女が現れるのではと、恐怖に震えていたものです。

 最近私のお気に入りのバンドであるSEKAI NO OWARIに、「スノー・マジック・ファンタジー」という曲があります。



 雪女に材をとって製作されたものと想像しますが、これもまた、恐ろしくも切なく、幻想的な曲です。

 雪山で遭難した登山者の一瞬の幻覚のようにも受け取れますが、それならそれで、いっそう、美しい幻覚でしょう。 

 雪国に住む人にとっては単なる冬の日常でも、雪が少ない関東に住む者にとって、雪は怖しいながら美しくもあり、様々な想像を掻き立てる神秘的な存在です。

 私はむしろ、先般の、千葉市で観測史上最高という33センチの積雪を、僥倖ととらえねばなりますまい。 

スノーマジックファンタジー(通常盤)
トイズファクトリー
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