電力

社会・政治

 今年は早くも梅雨があけ、猛暑日が続いています。 
 しかしながら、私は車通勤。
 通勤の車は、当然、冷房しています。
 事務職なので、職場は寒いほど冷房を効かせています。
 自宅ももちろん、ずっと冷房。
 そのせいか、暑さをあまり感じずに過ごしています。
 文明の利器のおかげで、昔の王侯貴族ですら味わうことの出来なかった、過ごしやすい夏をおくっています。
  子供の大学生にいたるも自室にエアコンがなく、夏、わけても夏の夜はしんどい思いをしましたが、それもはるか昔の話。
 もう30年以上、夏は冷房の効いた部屋で過ごす贅沢を享受しています。

 今は適切にエアコンを使用し、熱中症を予防せよの大合唱ですが、かつては冷房は体に悪いとされていたように記憶しています。
 良い時代になったものです。

 ただし、今夏は電力の需給が切迫しているとかで、節電が呼びかけられています。
 エアコンを使え、ただし節電せよ、というのは矛盾というもの。
 私はもちろんエアコンはガンガン使い、節電などしていません。

 思えば福島の原発事故以降、原子力発電は急速に減らされ、それが現在の電力不足につながっていると思います。
 再生可能エネルギーで電力を賄うのが理想だとは思いますが、現時点ではそれはあまりにも不安定というもの。


 結局、原子力発電の割合をかつてのように戻すしかないのではないかと思います。

 便利な文明の利器には、おおきな問題もあるようです。
 どうか政治家の皆様におかれましては、現状に鑑みて、必要なエネルギー政策を実行してもらいたいと切に願います。