震度4

その他

 今朝9時20分頃、地震がありました。

 私の住まいと職場がある千葉県北西部は、震度4とのことでした。
 揺れは長く続き、3.11を思い起こし、慄然としました。

 3.11では、たしか午後2時過ぎ頃だったと思いますが、千葉県北西部でも強い揺れがあり、職場では直ちに避難命令の放送があり、職場の外の広い場所に避難しました。
 その20分後には、帰宅命令が出ました。

 しかし、首都圏の電車は完全にストップ。

 私は車通勤でしたので、帰る方向が同じ同僚4人を乗せて、3時には帰宅の途に着きました。
 しかし、普段ガラガラの道が、車でびっちり。
 ぴくりとも動きません。

 結局帰宅できたのは、夜10時ちかくでした。

 10キロ以上歩いて帰った者もいれば、遠距離通勤の者は職場に泊まっていましたね。

 翌日は休業と相成りました。

 しかし、その時点では東北地方があれほどひどい惨状を呈しているとは夢にも思わず、まして福島で原発事故が起ころうなどとは想像もできず、しだいにテレビなどで明らかになる姿に衝撃を受けました。

 人が乗っているであろう避難中の車がぷかぷか浮かんで海に流されたり、海岸からかなり離れた家や学校が流されたり。

 それでも冷静さを失わず、秩序を保った日本人は世界から称賛されましたね。
 外国ではあのような混乱が起きれば、略奪や暴動が付き物なんだとか。
 そんな泣きっ面に蜂みたいなことせんでもよろしいでしょうに。

 その後、わが国を見る世界の目は原発事故の対応を巡って厳しいものに変りました。

 あの時の最大の悲劇は、民主党が政権を握り、しかも自分が最高権力者であることを自覚せず、悲劇のヒーローにでもなったかのごとく、うっとりと自己陶酔の体で演説をかまし、全てを東京電力に押し付けようとする市民活動家出身の菅直人が総理大臣だったことでしょうねぇ。

 今日の地震は幸いなことに大事には至らなかったようですが、改めて自然災害の怖ろしさを思い起こされましたねぇ。


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