なんだか中国の新幹線、トラブル続出のようですね。
北京から上海まで4時間で結ぶと豪語していましたが、3~4時間の遅れは当たり前だとか。
これでは低速新幹線ですね。
客は飛行機に逃げるでしょう。
しかもテレビで見たところ、南京駅の駅舎は新しくてピカピカですが、床のタイルはすかすかで、簡単に手ではがすことができ、タイルの下は砂です。
砂地にきれいにタイルを並べただけであることが知れました。
屋根は雨漏りだらけ。
工事責任者の言い訳が奮っています。
すなわち、「まだ工事中で、完成していないから」だそうです。
なんで完成していないのに開業するんだよ、と突っ込みたくもなります。
多分中国の新幹線は早く走る性能は世界一なのでしょう。
しかし時刻表に沿って安全・快適に継続して運行するノウハウがまるでないんでしょうね。
可哀そうにアテンダントのお姉さん、客に猛烈なクレームをつけられて、泣き出してしまいました。
乗客対応のマニュアルも存在しないようです。
わが国で鉄道は10分遅れただけで殺人でも犯したかのように謝罪しますね。
それは日本人が鉄道は1分違わず運行するのが当たり前だと、鉄道会社へ厚い信頼を寄せているからでしょう。
中国の官製メディアでは極めて異例なことに、国策 である新幹線運行の体たらくを厳しく批判しています。
諸外国、とくに日韓がこの件をあざ笑っている、と悔しそうに話していました。
これで中国が高速鉄道を輸出する夢は当面不可能となりました。
中国の不動産バブルもいよいよ地価下落が始まったそうで、近いうちに弾けるでしょう。
日の出の勢いに見えた中国には、少数民族問題や農村と都市部の貧富の格差、言論の自由や非民主的な政治など、多くの矛盾が存在します。
これらの矛盾が爆発すれば、中国は大混乱に陥るでしょう。