先日、魁皇関が引退を発表しましたね。
38歳、23年間の現役生活は、とてつもなく長いものでした。
若貴や曙と同期だというんですから、驚いちゃいますね。
通算勝ち星の記録を更新して、気力が萎えちゃったようですね。
きっと周囲から猛烈なプレッシャーがあって、記録を達成するまで辞めるに辞められない状況であったであろうことは、容易に想像がつきます。
そのプレッシャーのなか、記録を打ち立てたのは、見事というほかありません。
5回も優勝して横綱になれなかったのは、魁皇関だけだとか。
しかし横綱になっていれば、こんなに長く土俵に上がれたとは思えませんから、結果良ければすべて善し、というところでしょうか。
すでに年寄株を取得しているとのことで、今後は友綱部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたるようです。
現役力士としてはベテランでも、親方としては新人であり若手なわけで、これからもう一苦労ありますね。
あの優しくて粘り強い人柄で、相撲協会を引っ張っていってもらいたいものです。