鮨外交

社会・政治

 昨日、オバマ米国大統領が来日し、銀座の二郎さんの店で安部総理らと鮨を楽しんだようです。

 オバマ大統領は「今まで食べたなかでもっともおいしい鮨だった」と絶賛したとか。
 
 ミシュランの三つ星ですからねぇ。

 米国側から、鮨店を指定してきたそうです。

 おそらく、鮨職人の二郎さんの求道的な姿勢を描いた米国のドキュメンタリー映画「二郎は鮨の夢を見る」に影響されたものと思われます。



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 一芸に秀でるということは、大変なものですねぇ。

 しかし安部総理は、ロンーヤス関係や小泉ーブッシュのような深い信頼関係を築く気は無いようです。

 なぜなら米国の同盟国や友好国で、オバマ大統領とそのような関係を築いた指導者は一人もおらず、大統領のビジネスライクな性格からいって無理だと思っているようです。

 それならそれで、ビジネス・パートナーとして、つかず離れず、そこそこうまくやれば良いでしょう。

 最大の懸案はTPP交渉ですが、果たしてトップによる政治決断で決着をつけることができるでしょうか?

 それをするには、両者の隔たりはあまりに大きいような気がします。

 できればそうして欲しいですけれど。

 どうなりますことやら。

 オバマ大統領、次は韓国へご訪問。
 もともと北東アジアでは日本だけを訪れる予定だったところ、韓国が米国に泣きついて、日本滞在期間を短縮して韓国に実質1日寄ることになりました。

 半島のおばちゃん大統領、米国大統領を歓待して支持率アップにつなげたかったようですが、例の海難事故で、それどころではなくなってしまいました。

 お気の毒。

 オバマ大統領の最初の言葉は「お悔やみ申し上げます」以外無いでしょう。

 米国が日本の集団的自衛権行使を歓迎する発言をし、尖閣諸島の施政権もわが国にあると言っている以上、あんまりわが国の悪口を言いたててオバマ大統領をうんざりさせることもできないでしょう。

 時期を考えると、いっそ訪韓を中止してもらったほうが良いんじゃないでしょうかねぇ。

 世の中うまくいかないものですねぇ。

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