文学

 今日は土用の丑。

 本来ならばうなぎを食すべきところ、ひねくれ者の私はもう一つの夏の味覚、鰹をいただきました。
 もちろん、たたきで。
 近頃は刺身も流行っていますが、やはりほんのりと香ばしいたたきに軍配が上がります。

 目には青葉 山ほととぎす 初がつお

 有名な山口素堂の句です。
 夏の季語がいくつも並んで、豪華な感じがしますね。
 ほとんどこの一句をもって知られている俳人とさえ言えます。

 しかし今年の夏は、死人が続出する猛暑で、この句のように優雅に命の盛りを楽しむわけにもいきますまい。
 まずはおのれの健康を守ること。さらには死なずに秋を迎えることが肝要です。 

 特にご高齢のみなさまには十分に水分をとり、エアコンを積極的に使われますようにお願いします。