今日で平成23年度も終わり。
明日は土曜日ですから、実質、今日が最終日です。
平成4年4月1日に就職してから、ちょうど20年が過ぎてしまいました。
私が就職した日に生まれた子は、明後日、二十歳になるのですね。
当たり前ですが。
20年と言っても、とくに感慨はありません。
定年までまだ18年もありますし。
もっとも、60歳定年が維持されていればのことですが。
就職した頃はバブルの最後の頃で、日本は世界中の不動産や美術品を買いあさっては顰蹙を買っていました。
東南アジアに旅行に行くと、誰もがドルより円を欲しがって、日本の力を実感したものです。
その後ほどなくしてバブルがはじけ、先の見えない長い不況に今も苦しんでいます。
9.11テロをきっかけに米国はヒステリックな対テロ戦争に邁進し、それは米国を今も苦しめています。
テロリストの思うツボというわけです。
わが国では阪神淡路大震災があり、昨年は東日本大震災が発生、あらためて地震大国に住まうことの恐ろしさを実感させられるとともに、絆とか言うものは上辺だけのことだったかと、思い知らされました。
個人的なことで言えば、平成16年に精神障害を発症、今は調子が良いとはいうものの、常に再発の恐怖に怯えています。
こういう風に振り返ってみると、なんだか悪いことばかりのような感じがしますねぇ。
しかしそれでも、給料をもらって特に不自由なく飯が食え、酒が飲めているのも事実で、有難いかぎりです。
私が日々行っている仕事がなにがしか世の中のために役立っているとは全く思えず、むしろ必要の無い機関を強引に作って無理やり仕事をひねり出し、職員に生活保護に近いような給料を与えているような気がしてなりません。
新人の頃からそう思っていましたが、年々その思いを強くします。
でもそれを言っちゃあおしまいですねぇ。
職場の皆さまから総スカンを喰らっちゃいそうです。
私はただ、これからも、本質的な仕事の意味などには目をつぶり、飯を食い、酒を喰らうために、大人しく、目の前の仕事をこなすだけです。
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