今日はあの甚大な被害をもたらした東日本大震災からちょうど3年目の忘れられない日ですね。
私自身は、震災発生直後、電車がすべて止まり、15時過ぎに帰宅命令が出て、普段なら30分程度で帰れるところ、大渋滞が発生し、帰宅に6時間を要したという程度の、被害ともいえないながら、品物が無くなったスーパーやコンビニの光景とともに、日常というものの脆さを痛感させられました。
時を平穏に過ごすということがいかに貴重なことか、日本人すべてが感じたのではないでしょうか。
折しも昨夜、帰宅途中に車がパンクし、ディーラーが定休日だったことから、レッカーを呼んで一晩預かってもらい、今日ディーラーに持ち込んでもらうことになっています。
たったその程度のことで、私の精神は激しく動揺し、今日が3.11であることを思い出して、なんとなく、被災者の方々に恥ずかしいような、申し訳ないような、情けない気分を感じずにはいられません。
昨夜はセロクエルを飲み忘れてしまい、午前3時にぱっちりと目が覚めるという早朝覚醒に見舞われました。
やれやれと思いながら、テレビをつけても新聞を見ても、3.11の話ばかりですね。
3.11が私たちに突きつけた、普通の生活というものはじつに儚いものだという思いは、今もなお、強烈な印象をもって、私たちを貫いているかのごとくです。
私は募金もボランティアもしておらず、ただひたすら、被害の甚大さに恐れおののいていただけですが、あの日を境に、無常ということと、平凡な一日の貴重さを常に感じるようになったように思います。
震災で亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、被災地の力強い復興を願ってやみません。