2026-08-21

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文学

三日間の幸福

昨夜は三秋縋という作家の「三日間の幸福」を読みました。 この人の小説を読むのは「君の話」に続いて2冊目です。 貧乏学生が寿命・時間・健康を買い取ってくれる店があると聞き、三か月だけ残して寿命を売ってしまいます。 もはや自棄を起こしたとしか思えません しかもわずか30万円(その後、じつは30円だったことが明らかになります)。 さしたる能力も実績も無い貧乏学生など、そんなものなのかもしれません。 ただしこの主人公、小学生時代は神童のごとく成績が良かったという設定になっています。 10で神童15で天才二十歳過ぎればただの人、と言ったのは誰でしたか。 あまたある狭い学校の中でいかに成績が良くても井の中の蛙ということでしょう。 寿命を売った人間には、最後の3日間を除き、監視役がつくことになっています。 反社会的行動に出たならただちに殺害するためです。 監視役は寿命を売った本人以外には見えないことになっています。 主人公に付いた監視役は二十歳くらいの憂いを帯びた美女で、二人は仲良くなっていきます。 主人公には10歳で転校していった幼馴染の少女がいて、互いに二十歳になっても独身だったら結婚しようとい...
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