今日は薄曇りながら強風が吹きすさんでいます。
なんだか冴えない週末です。
昨日に続いて朝っぱらからDVDを鑑賞しました。
「388」です。
ある住宅地の388番地に住む夫婦。
夫婦の平凡な日常が、少しずつ狂い始めます。
最初は車に聞き覚えのないオールディーズのCDが入っていて、夫婦は互いに相手がダウンロードして焼いたものだと思いますが、互いに否定。
奇妙なことがあるものだと思っていると、夫の書斎のパソコンが突然起動したり。
ついに妻は謎の書置きを残して失踪してしまいます。
夫は妻が何らかの事件に巻き込まれたと考え、警察に相談しますが、書置きがあるせいで旅行にでも出たんでしょうと、取り合ってくれません。
苦悩を深める夫。
仕事も手につかなくなります。
ついには飼い猫が殺害されて切断された猫の頭が郵便受けに入っており、代わりに外見はそっくりの猫が家に放されています。
何がなんだか分からない不条理な展開の中、夫は20年も前、学生時代にいじめた元同級生が犯人だと信じ込み、元同級生の家に押し入り、もみ合いの末殺害してしまいます。
そしてあまりにも悲劇的な結末。
究極の不条理サスペンス「CUBE」を撮ったヴィンチェンゾ・ナタリ監督が製作総指揮を取ったということで期待して観ましたが、だらだらとした冗長なシーンが続き、尺が長すぎるように思います。
結末は悪くないので、尺を短くするか、あるいは中盤にもう一ひねり加えて盛り上がるようにして欲しかったですねぇ。

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