奇妙なこともあるものですねぇ。
米国の4歳の男の子の膝から巻貝が出てきたんだとか。
なんでも両親に連れられて海水浴に出かけた際、岩場で男の子が転んで膝に切り傷を負い、その後しばらくして膝が黒く腫れてきたそうです。
医者に診せたらブドウ球菌感染の恐れがあると診断され、抗生剤を処方されたんだそうですが、良くならないどころかますます腫れがひどくなり、怖ろしいことに母親が、医者なんか信用できるか、とばかり、傷口を開いたそうです。
で、出てきたのが巻貝というわけ。
父親は転んですりむいた際、卵が入り込んだのではないかと推測しています。
子供というのは無邪気なもので、その巻貝にターボという名前をつけて飼っているそうです。
生みの親というわけでしょうか?
それにしても、人間に限らず、生命体というのは不思議なものです。
巻貝だって寄生虫ではありませんから、好き好んで少年の膝で育ったわけではありますまい。
怖ろしいのは、母親が思い切った処置に出なかった場合。
皮膚が破裂して巻貝が出てくる事態になったのでしょうか?
あるいは、再度病院に行き、外科的措置をとり、巻貝を取りだしたのでしょうか?
通常素人が治療行為に及ぶのは危険とされていますが、このたびの一件は母親のお手柄でしょうねぇ。
素敵なのは、男の子が巻貝を可愛がっていることでしょうね。
巻貝は何も感じていないでしょうけれど。