朝、体調がすぐれません。
職場に行くのが億劫で、憂鬱です。
毎朝、今日は休もうと思いながらギリギリまでベッドから離れられず、それでも、長期の休職を恐れてなんとか出勤しています。
職場に着いてしまえば、憂鬱な気持ちも多少はやわらぎますが、それでも、調子が良いとは言えません。
今日は、私が事務を担当していた重要な会議の日でした。
今は、いそいそと会議に向かう人をただ見るだけ。
事務は、かつての私の直属の上司が代行しています。
私は書庫にこもって、本の整理をするしかありません。
元直属の上司には重い負担をかけています。
自分が情けないような。
しかし、それでも私は、今与えられた仕事を淡々とこなして、その日ぐらしを続けるほかないのです。
その日のことだけ考えて、明日のことは考えない。
その日、無事に仕事ができればいい。
私は毎日、念仏のように、「その日ぐらし、その日ぐらし」と、となえています。
ただ一杯の晩酌だけが楽しみです。