昨日は戸山公園から早稲田あたりを散歩しました。
戸山公園の桜はまさに吹雪のように乱れ散っていました。もう季節は初夏に向かっているのですね。
早稲田大学には、土曜日だというのに多くの学生がいました。その若さの輝きがはかないものであろうとは、知ってはいても気付きますまい。
若さとは こんな淋しい 春なのか
自由律俳人、住宅顕信の句です。
25歳を迎える前に病で亡くなったこの俳人は、しかし、命のはかなさに気付いていたようです。それは病がもたらしたものなのか、あるいは深く信仰していたという親鸞上人の教えによるものか、今となっては確かめる術はありません。
精神病を発病してから、無常の念がますます強まっています。
しかしそれでも生きなければならないのですね。
人生楽ありゃ苦もあるさ、とか。
ここ五年ばからりは、苦しかありません。
そうであれば、次は楽、なのでしょうか?