今日の新聞に、核武装についての世論調査の結果が掲載されていました。
驚きの数字です。
日本は核武装すべき⇒85%
日本は核武装すべきかどうか議論すべき⇒96%
ずいぶん高いですね。
国民の大多数は日本の核武装を望んでいるということでしょうか。
北朝鮮・中国・ロシアと、いずれも核武装している国家が近くにあって、しかも冷戦終結後、世界情勢は混迷を深め、米軍が日本を守ってくれるという確信が持てない、それなら自国は自国の軍隊が守ろう、と思うのは自然な情ですね。
しかし今、ただちに核兵器開発に着手するのは時期尚早だと思います。
諸外国は、日本の核武装を強く警戒するでしょう。
無駄な軋轢は避けたいところです。
まず非核三原則、作らず・持たず・持ち込ませずの持ち込ませずを廃止して、アメリカの核兵器を日本に持ち込み、これをもって中国や北朝鮮の横暴を牽制する道具としたらどうでしょう?
ドイツやイタリア、オランダなどにもアメリカの核兵器が配備されていますから、この方法なら国際的非難は少ないかと思います。
それに日本独自で開発するとなると、金もかかるし、核兵器を配備する基地周辺の住民も反対するでしょう。
まずはアメリカの核兵器を配備し、それで十分となればそのままでよいし、日本政府が核のボタンを握っていたいということであれば、改めて核武装の準備を始めればよいでしょう。
いずれにしろ、ゆっくりと、慎重に、国民の声をよく聞いて、この問題を議論してほしいものです。



