昨夜、近所の魚屋で生食用のホタルイカが売っていました。
ボイルしたホタルイカはどこでも見かけますが、生食用というのに興味をそそられ、購入しました。
刺身で食う場合はワタをとるように、ワタごと食う場合には沸騰した塩水で30秒ゆでるようにという指示だったので、私は30秒ゆでることにしました。
ちまちまとワタをとるのは面倒だし、ワタに旨味が凝縮されているわけですから。
ゆであがったホタルイカを肴に一杯やりました。
ボイルして売っているものと違い、かなりレアな感じで、食すと口いっぱいにワタの味が広がります。
ボイルホタルイカと、沖漬の中間のような味で、これ以上の食い方はない、と思えるほど美味で、酒も進みました。
こんなうまいホタルイカを食ってしまったら、スーパーでよく売っている固くゆでたボイルホタルイカを食う気をなくします。
昨夜はそのほかに魚屋自家製の〆サバとフルーツトマト、小松菜のお浸し、それに震災以来三週間ぶりに納豆を食しました。
たいへん結構な夕餉でした。
ああ、日本人に生まれて幸せ。