老舗

社会・政治

 室町時代に塩田を作り始めた九州の老舗が、このたび倒産したとか。
 商売を広げ過ぎてしまったことが原因のようです。

 日本では、継続は力なり、ということで、老舗がもてはやされる傾向にあり、世界一老舗が多いそうです。

 日本・・・・・・3146社
 ドイツ・・・・・ 837社
 オランダ・・・ 222社
 フランス・・・ 196社

 200年以上続く老舗が多い国のランキングです。
 わが国を除くと、欧州の、しかも大陸の国ばかりですね。
 神社仏閣も個人商店のようなものだと考えれば、その数は膨大なものになりますね。

 中国はおそらく文化大革命のせいで老舗がほとんどないのでしょう。
 朝鮮半島は個人商店を一段低い商売と見なしているため、跡を継ぐ者があまりいないのだそうです。
 中東やインド、東南アジア諸国は、長い植民地支配のために老舗が残る余地が無かったものと推測します。

 ブログや日記、植物などの観察記録も、日本は断トツに多いそうです。
 なんでもいいから継続して記録したりすることが好きなのですね。

 そういう私も、毎日飽きもせずつまらぬブログを書き続けています。
 習慣になってしまうと、洗顔や歯磨きと同じで、やらないと気持ち悪いのですよねぇ。

 京都の老舗などは、テレビや雑誌の取材はお断りで、ミシュランも拒絶という店が多く、商売を広げず、一つのことをこつこつと続けることで生き残っている感じがします。

 サラリーマンでも、終身雇用を望む者が多いのは、日本独特の価値観かもしれません。

 しかし私は、ひねくれ者なのか、古い建物だと思うと火をつけたくなり、価値が高いと思うと爆破したくなる衝動に駆られます。
 また、渋谷のスクランブル交差点や原宿の竹下通りなど、気持ち悪いくらい人が溢れていると、手榴弾や機関銃で殺戮しまくりたくなります。
 もちろんそれを実行にうつすような蛮勇は持ち合わせてはいませんが。

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