中国がウクライナから買ったワリヤ―グとかいう中古の航空母艦、3年もかけて中国にたどり着いたそうですね。
このたび改修を終えて、中国製の航空母艦として再生しました。
下の写真は、ウクライナから買った直後の状態です。
古そうですね。
周辺諸国は非難轟々です。
航空母艦の歴史を見ると、最初から空母として設計され、建造されたのは、1922年に竣工した日本の鳳翔が世界最初だそうです。
その二年後、英国が完成させています。
その後日本は米国と並んで世界最大の空母保有国となります。
それまでは、巡洋艦や商船を改造して飛行機が離発着できるようにしただけの、簡単なものだったとか。
敗戦で、日本はすべての空母を失い、その後米国の軍事的補完勢力に成り下がり、自前の空母を持つなど夢のまた夢。
ちなみに自衛隊は、ヘリコプター専用の小型空母を持っていると聞きました。
そのぐらいが精いっぱいというところでしょうか。
今、本格的に大型空母からヘリコプター専用の小型空母まで、あらゆる種類の空母を展開できるのは、米国ただ一国。
中国はこれをミリタリー・バランスがいびつだと見たのでしょうねぇ。
しかし中国、これから太平洋での覇権を米国から奪うつもりなら、相当な覚悟が必要ですよ。
邪魔者を排除しようと決意したとき、世にも恐ろしい魔物に変じるのが、米国というお国柄なのですから。
そのことを、日本人と旧ハワイ王国の末裔はよく知っています。
米国のみならず、太平洋に接する国々は、わが国をはじめとして、共産党一党独裁国家である中国の覇権を望まないでしょう。
要するに、嘘ばっかりつくから信用されていないんですよねぇ。
今中国では、あまり報道されませんが、デモや暴動が頻発して、革命前夜のような雰囲気だと聞いています。
巨大空母を旧ソビエト圏から買ってきて、軍事大国の仲間入りなんて喜んでいる場合ではありますまい。
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