台風の音を聞きながら、海洋パニック映画「オープン・ウォーター2」を鑑賞しました。
前作「オープン・ウォーター」では、スキューバ・ダイビング会社のミスで夫婦が大海原に取り残され、救助を待ちながら、喧嘩したり、死を覚悟して仲直りしたり、という絶望的な状況での心理劇でした。
2作目は、もう少し希望があります。
男女6人が大型のヨットでクルージングを楽しみます。
途中、外洋で海に飛び込んで泳いだりなどしてはしゃぐのですが、そろそろ疲れたから上がろうという段になって、梯子をかけ忘れたことに気付きます。
目の前の巨大なヨットに上がりさえすれば、シャワーを浴びることも酒を飲むことも暖かいベッドで寝ることも可能なのですが、ヨットの船体は巨大な壁で、どうしても上がることができません。
全員水着を脱いでロープを作り、それをヨットに投げてよじ登ろうとしますが、もう少しのところで切れてしまいます。
そして互いの海から頭だけ出して罵り合ったり、険悪なムードになります。
やがて体温を奪われて命を落とす者、船底を確認しに行って頭を打ち、亡くなる者、岸を目指し、泳ぎだす者などが出て、結局二人だけが船のまわりで浮かんでいます。
二人は助かるのか?
惹きこまれます。
実話をもとにした映画だそうですが、うっかりミスがこれほどの危機を生み出すことも珍しいでしょうねぇ。
うっかり者6人の海洋パニック。
なかなかの出来栄えと見ました。
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