松本健一前内閣官房参与が、昨年の中国漁船衝突事件で、中国人船長の釈放を決めたのは、仙谷元官房長官に相談のうえ、菅前総理が決断した、と明言しましたね。
那覇地検の判断だなんて嘘っぱちだということは、日本国民誰もが知っていたことですが、当時の政府高官がはっきり明言すると、ちょっとどっきりしますねぇ。
そうすると、菅政権は二重のミスを犯したことになりますね。
法に基づいて検察が判断すべき事件への対応を自ら判断したことと、その判断を那覇地検が行ったようにつくろったこと。
三権分立を超えた法律違反。
しかしそれが、とくだん問題視されることもありませんでした。
松本健一という人は、文芸評論家であり、思想家として有名です。
イデオロギー色は弱く、菅前総理は信頼していたのでしょうね。
しかしそういうマスコミを泳いできたような人が、政治上の秘密を守るはずなどないことを、菅政権は見抜けなかったのですねぇ。
松本健一氏です。
今さらですが、頼りない政権が居座っていると、どれだけわが国に悪い影響を与えるか、私たちは思い知らされました。
どじょう総理には、遺漏なき様お願いします。
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