事業仕分け第4弾

社会・政治

   懲りないですねぇ。

 来月下旬に事業仕分けをまたやるんだとか。

 最初は自民党が作った予算の仕分けだったからまだツッコミやすかんでしょうけど、民主党が作った予算や事業を民主党の議員が仕分けするなんて、天に唾するようなものですねぇ。
 大体事業仕分けには無駄を排除してお金を生み出す効果がほぼ無いことは民主党自身が認めているところ。
 政策や事業の性格を仕分けるというなら、最初からそんな政策打たなければ良いだけです。

 思えば事業仕分けの目に見える効果といえば、有名な「1番じゃなきゃ駄目ですか?」という元グラビアタレントの一言のおかげで、国民に広く学術行政予算が不足していることを知らしめ、スーパーコンピューター事業のみならず、学術行政全般に予算がつき、お陰様を持ちましてスーパーコンピューターの演算速度が世界一になったことくらい。

 そうすると事業仕分けの結果と逆のことをすれば概ね正しいということになりましょうか。

 皮肉なものですねぇ。

 事業仕分け的なことは、はるか昔から予算編成の時に行われていました。

 まずは各省内で無駄がないかを検討し、次に財務省で厳しく査定し、しかる後国会の論戦を経る、という方法で。
 何も一般公開してテレビカメラを入れなければ事業仕分けに実効性が伴わないわけではありません。
 むしろ短時間で素人が議論することになるため、頓珍漢な結果が続出するという、誠に面白おかしい政治ショーになってしまうことは、これまでの経緯から明らか。

 これが政権の人気浮揚に役立つとか、選挙に有利になるとか考えているのだとしたら、大間違いです。

 むしろ馬鹿の一つ覚えみたいで滑稽に見えることに気付くべきでしょう。

一番じゃなきゃダメですか?
蓮舫
PHP研究所

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