反格差デモ

社会・政治

   ニューヨークが発信源の反格差デモ、東京でも行われましたね。
 インターネットで呼びかけられ、世界の主要都市で一斉に行われた模様です。
 ネット社会独特の広がりを見せて、興味深いものです。
 しかし反格差というスローガンがいかにも分かりにくく、東京では和やかなお祭りのようでした。
 冷静に現代日本社会を見るに、歴史的にも、他の国との比較でも、例外的に格差の少ない社会だと思うのですがねぇ。

 水俣病公害訴訟時のデモのような真剣味がなく、何をどう改革したいのか、デモ参加者はもちろん主催者にも分からない様子。
 一方ローマでは一部が暴徒化し、商店略奪などの犯罪行為が起きたとか。
 なんで暴徒化しちゃうんでしょうねぇ。

 今回のデモ、反格差とは銘打っていますが、反原発だったり反核だったり、プロ市民が好むスローガンが総花的に散りばめられていました。
 おそらくこの手のデモは、目的がはっきししないだけに、一般参加者をプロ市民がリクルートする場になるだけで、これといった盛り上がりも効果もなく、収斂していくものと思われます。
 そういう意味では、衰退著しいプロ市民が生き残りを賭けて打ち上げた花火だったのかもしれません。
 プロ市民といえば聞こえは悪くないですが、成田闘争や同和などに寄生して生きる社会のダニというか、チンピラのようなもの。
 
 反格差なんていう抽象的な概念に寄生するのは不可能ですよ。

 一般参加者もそんなデモに参加したって一銭も給料は上がらず、貴重な休日が無駄になるだけですから、お止しになってはいかが?
 生まれつきのお金持ち以外は、自分にできる仕事をみつけて、こつこつやるしか、稼ぐ道はないのですよ。

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