夕刻、スーパーに買い物に行ったところ、綿入れ半纏が目について、購入しました。
家の中ではフリースを着ているのですが、少し頼りないように感じていたからです。
で、今着ているのですが、これが本当に暖かいですねぇ。
調べてみると、丹前もしくはどてらという、綿入れ半纏を長く足のほうにまで伸ばした形状の物が江戸時代、旗本に仕える旗本奴たちの間で流行し、これが一般に広まり、後に腰の辺りまでの綿入れ半纏ができたそうです。
現在、丹前を作っている職人はほとんどいないそうです。
さらに辿ると、吉原の遊女、勝山が綿の入った長い着物をだらしなく着て、これが江戸で粋だと評判になったのが最初だとか。
当時遊女は今でいえばモデルやアイドルのような存在。
しかも金を積めば会えもし、情を結ぶこともできたわけで、元祖会いにいけるアイドルというわけです。
私が今来ているこの膨れたような半纏に、そんな歴史があったとは、何事も由来があるものですねぇ。
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