なんだか

社会・政治

 新聞はえらいことになってますね。

 将軍様の死去に伴う、将軍様の生涯や、これから北朝鮮がどうなるか、北東アジアにどんな影響を及ぼすかなど、国際面はもちろん、一面も政治面も経済面も、将軍様と新しい指導者、金正恩大将のことでいっぱいです。


 平壌の様子を写した写真、どこかで見たような絵ですね。


 終戦の日の皇居前広場の写真です。

 方や戦争に敗れた時、方や独裁者の死を知ったときと、状況は大きく異なりますが、北朝鮮国民の感情表現の過剰さを除けば、よく似ています。

 大日本帝国には独裁者というのはいませんでした。
 天皇は君臨すれども統治せず、の英国流立憲政治を理想として内閣の決定に異を唱えることはありませんでしたね。

 よく軍部独裁なんて言いますが、太平洋戦争中も内閣総理大臣が国を代表する政治家だったわけであり、軍人政治家、東条英機は戦争途中に内閣を投げ出し、その後は文民政治家が終戦のタイミングを探りました。

 第一、軍内部は複雑に利害が絡み合い、共謀して大日本帝国を牛耳るなんていう高度な政治は行われていません。
 軍人は様々な利害や理想を掲げ、同床異夢の戦争を戦っていたわけです。

 で、北朝鮮。
 おそらく北朝鮮内部では、数多くの反乱事件が起きては消えしているものと想像します。
 ナチ下のドイツでも、ヒトラー暗殺計画は数知れず発覚してはもみ消されています。
 
 この権力移譲をきっかけに、大規模な反政府運動が起こるんでしょうか。

 できれば何も起こらず、今のままのほうがわが国にとっては良いのでしょうね。

 北朝鮮が内乱状態になったら、わが国に難民が押し寄せるでしょうからねぇ。

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