オウム真理教徒で仮谷さん殺害の容疑により指名手配されていた平田信容疑者が元日に出頭してきたそうですね。
16年10ヶ月も逃げ延びて、なんで今頃、と不思議に思います。
新聞では、麻原死刑囚を初めとする13人の確定死刑囚の死刑執行停止を狙っているのではないか、と書いてありました。
つまり、共犯者が裁判中の場合、確定死刑囚の死刑執行は停止されることが多いからだというのです。
多分平田容疑者の裁判には何年もかかるでしょうから、少なくともその間は親愛なる尊師の命が永らえるというわけです。
しかし平田容疑者は、麻原尊師は死刑になって当然だとか、もうオウム真理教徒ではない、と言っているそうですね。
それならこの事件の生き証人として真実を暴露するために出頭したのかというと、曖昧な供述に終始し、そういうわけでもなさそうです。
他人の複雑な心の内を知ることは不可能ですが、それにしても不思議です。
麻原死刑囚、気が狂ったのか狂っているふりをしているのか、意味不明の言葉を並べ、オムツをつけて生活しているそうです。
どうせ死刑になるのだから、公判で堂々とおのれの正しさを主張し、教義に殉じて欲しかったと思います。
そうでなければ、元オウム信者も、事件の犠牲者も浮かばれません。
最後まで、魔術的論理に支配された極悪人でいてほしいものです。
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