1人カラオケ

思想・学問

 「結婚できない男」というテレビドラマで、1人焼き肉1人お好み焼きなど、一般的には大勢で食するような食事をあえてする男が話題になったことがありました。
 高身長、イケメンの阿部寛がお金もあるのに一向にもてない変人を演じていて抜群に面白かったですねぇ。

 近頃神田に、1人カラオケ専門店というのが営業を始めて、40代から50代の中年男性に人気を博しているそうです。
 職場の宴会などで好きな曲を歌えば若い者には「知らなーい」などと言われ、無理に若目の曲を選んで豪沈したり、おじさんは苦労しているのですねぇ。

 私は精神障害者となってから、一度もカラオケには行っていません。

 1人カラオケなら、入るのも堂々と、歌うのも堂々と、精算も堂々と出来ると言う点が受けているんじゃないでしょうか。



 でも私は行ってみたいとは思いませんね。
 もう一生、職場の宴会でカラオケへ、という流れになっても、行かないと思いますから。

 無駄なエネルギーを遣いたくないのですよねぇ。

 病気をやって、できないことが増えたとは思いませんが、やりたくないこと、面倒くさいことは増えましたねぇ。

 世の中で仕事と言われていること、仕事っぽいことは、すべて面倒くさいです。
 通院も面倒くさいし、床屋に行くのも面倒くさい。
 こんな状態で、我ながらよく働いているものだと思います。

 ただ私の場合、面倒くさいと思ったら、とっとと終えて楽になろう、という習性があります。
 哀しい習性のせいで、仕事が早いと思われちゃうのですねぇ。

 しかもミスをするとますます面倒くさくなるので、ミスをしないよう見返します。
 するとミスが少ないということになっちゃうのですよねぇ。

 思えばうつ病発症時、そうやって仕事が増えたように思います。
 でも今は、堂々と、「無理です、できません」と言うように努力しています。
 滅多に言えませんけどね。

結婚できない男 DVD-BOX
尾崎将也
関西テレビ

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