新聞記事を読んでいると、今にもイスラエルが米国の制止を振り切って、イランの核開発施設を攻撃するのではないか、という気分になってきます。
イランの核保有は許さない、ということが欧米及びイスラエルの一致した考えですが、戦争まで覚悟しているのは、今のところイスラエルだけのようです。
しかしイランの核施設を爆破しても、おそらく数年後には再び核施設を作るであろうことが予想され、そのたびに空爆しなければなりません。
そんなことを繰り返していれば、やがては全面戦争になるでしょう。
翻って北朝鮮。
あれだけ堂々と核保有を宣言しているのに、欧米も、わが国も、韓国も、実力で北朝鮮の核兵器を無能力化しようとは言いだしません。
要するに油が出ないからでしょうねぇ。
国際社会を生きる狡猾な国家群に、ダブル・スタンダードじゃないか、不正義じゃないかと言っても、黙殺されるだけでしょう。
わが国も狐や狸が跋扈する国際社会においては、時にはダーティーな手を使っても国民の生命・財産を守らなければなりません。
そしてイスラエルには、隠忍自重を求めます。
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