大阪市営バスの運転手の給与は、関西の民営バス5社に比較して、35%高い年収739万円が平均だそうです。
大阪市は、官民格差が甚だしいことから、一気に40%大阪市営バスの運転手の給与を削減するという方針を打ち出しました。
大阪維新の会本格始動ということでしょうか。
それにしても収入が40%も落ちたら、家計は火の車になっちゃいますねぇ。
単純に考えて、4,343,000円になったしまいます。
じつに2,956,000円もの大幅ダウンです。
これでは運転手の一家、たいへんなことになってしまいます。
毎年3%ずつ下げるとか、経過措置が必要だと思いますが。
バスの運転という業務は神経を使う運転に加えて、接客業という側面もあり、傍から見るほど気楽ではないと思います。
官民格差が激しいというなら、いっそ完全にアウト・ソーシングを目指してはいかがでしょうね。
そしてバスの運転という仕事が無くなった市バスの運転手は、希望により、一般事務などに振り替え、事務職が増えた分は採用を控えたり非正規雇用の継続を打ちきれば良いのです。
国は、もう20年も前から公用車の運転手や警備員をアウト・ソーシングに切り替えることにより、人件費を削減してきました。
もちろん、公務員の身分を持った運転手や警備員をいきなり解雇するような乱暴なことはせず、肩たたきをしたり、定年による自然減を待ったりして、少しずつ減らしていき、今では、少なくとも文部科学省及び同省所管の機関には、1人もいないでしょう。
また、民間のバス会社には、バスの運転という重労働に鑑み、もう少し給与を上げるよう努力してもらいたいものです。
急激な改革は国民生活に窮乏を強います。
政治には、1人1人に優しい社会を目指してほしいと思います。
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