エルピーダ・メモリが4480億円の負債を負い、会社更生法の適用を申請しました。
驚きです。
エルピーダ・メモリは、NECと日立が共同出資して興した半導体のメーカー。
途中、三菱電機の半導体部門も参加して、わが国の最高レベルの半導体を製造する会社でした。
現在、半導体の世界シェアは米国インテル社の14.2%が1位、韓国サムソン電子が7.9%で2位、3位にやっと東芝が4.3%で登場します。
かつて半導体の世界シェアは日本が50%を占める独り勝ちでした。
それがずいぶん落ちたものです。
一時は日本製の半導体がなければハイテク兵器は作れない、まで言われていました。
今日の今日まで、私は、少なくとも半導体は大丈夫なんだろうとぼんやり思っていました。
うかつでした。
世界経済は日進月歩どころか秒進分歩。
いつ足元をすくわれるかわからないのですね。
怖ろしい世界です。
家電を韓国メーカーに奪われ、自動車はどうにか頑張っていますが、半導体までシェアのほとんどを短期間に失っていたのですねぇ。
どうか一つ、日本の各種製造業に一層の奮起をお願いしたいものです。
なんだか、わが国が沈没していく音が聞こえます
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