尖閣諸島お買い上げ

社会・政治

 石原慎太郎都知事尖閣諸島のうち個人が所有する魚釣島・北小島・南小島を都が買い取るために交渉中だと明しました。

 びっくりしましたねぇ。
 まさか一自治体が国際的に問題がある島を買い取るとは。

 明治28年に実業家の古賀辰四郎が国から無償貸与を受け、その後200人あまりが開拓にあたり、鰹節工場などが操業していたようです。

 昭和7年には古賀の長男善次が1万5千円(今でいうと2,500万円くらい)で島を国から買い取り、没後は善次の妻が所有、1970年代に埼玉に住む友人に4,600万円で売り、現在に至っているそうです。

尖閣諸島です。
 
 現在は国が島の所有者に毎年2,450万円ほどの賃貸料を払って借りているそうですが、都が所有者になったら、今度は国は都から借りるんですかねぇ。

 それならそんなややこしいことはせず、国が買い上げるのがすっきりすると思います。

 都は10億円とも15億円とも言っていますが、海底に莫大な資源が眠っていることがほぼ確実ということですから、中国や台湾に売ろうとすれば、100億円でも200億円でも払うでしょうね。

 都が購入すればそれは阻止できるわけですから、都民のためにというより、日本国民のためになるお買い物です。

 官房長官、この話を知って慌てたらしく、「国が購入することもありうる」と言いだしましたね。

 この買い物話を発表するとき、石原慎太郎知事は、「これで政府にほえづらかかせてやる」と言ったそうですから、国が動かないことに相当イラついていたと思われます。

 石原慎太郎と言う人、震災で発生した瓦礫受入れに反対する声に「黙れっ」と一喝したり、すっかりわが国を代表する頑固親父になってしまいましたね。

 痛快なような、頼もしいような気がします。

 石原慎太郎都知事ももうじき80歳。
 老骨に鞭打って、よく働きますねぇ。
 でももうそろそろ引退させて差し上げたいですねぇ。
 

 人生の最後くらい、好きなヨットにでも乗って、クルージングでも楽しまれたらいかがでしょう。

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