散歩・旅行

 昨夜は女子サッカーを横になってテレビ観戦している間にいつの間にか寝てしまい、気が付くとちょうど試合終了。
 引き分けでしたね。
 負けなかったことを良しとしましょう。

 朝飯前、ホテル近くの中華街をぶらぶらしました。
 中華街とは言ってもほんの通り一本だけで、横浜や神戸の巨大な中華街とはイメージが違います。
 そこがなんとなくうら寂しくて、かえって風情がありました。
 子どもの頃訪れたはずなのですが、こんなに小さな通りだったかと、記憶違いに愕然としました。

 ホテルの朝食はバイキング。
 恐れていたとおり、トヨタ自動車大学校の研修生と思しき若者であふれかえっており、驚異的な食欲を見せていました。
 バイキングというのはいわゆる食い放題ですから、いくら食っても構わないのでしょうが、てんこ盛りの飯を三杯も四杯もおかわりし、しかもそれを牛乳やオレンジジュースで流し込むその姿は、頼もしいような、気色悪いような、奇妙な感じでした。
 飯を茶碗に半分と味噌汁と塩鮭だけで腹がいっぱいになってしまうおじさんには、うらやましい胃袋です。

 今日はこれからお仕事。
 ホテルから現地には市電でいけばよいのでしょうが、路線図を見るとだいぶ遠回りになるようですし、ホテルで尋ねたらタクシーで10分とかからないということなので、迷ってはいけませんから、タクシーで行こうかと思います。

 市電が走る道というのはなんとなく怖ろしいですね。
 道の真ん中を市電が通っており、車が右折する場合当然線路上を走ることになり、車、バイク、市電、バスなどが縦横に走り回り、なんだか無秩序に感じます。 
 信号の無い交差点が結構あって、歩行者は車や市電の様子を見ながらけっこう大きな通りを悠然と渡っており、慣れない私は通りを渡るのに勇気がいりました。
 しかしそれもまた、長崎らしい風情なのでしょうね。
 街全体が、情緒ある巨大ジオラマのようです。

 涼しい時期に遊びで訪れたいものです。
 その時には、長崎の親戚宅にも訪れましょう。
 今回は仕事優先、自分の体調優先で、不義理なことに長崎を訪れることすら知らせていませんから