韓国紙、東亜日報系のテレビ局「チャンネルA」は29日、島根県・竹島(韓国名・独島)の領有権問題に絡み、2009年12月にソウルを訪問した当時の民主党幹事長、小沢一郎氏(現「国民の生活が第一」代表)が李明博大統領に「自分が総理になれば(竹島の)領有権を放棄する」と述べていたと報じたそうです。
真偽は不明だとか。
小沢氏は一方で、島根県の漁業者が竹島周辺で操業できるように求めたとも。
事実だとすれば、まずいですねぇ。
あんな小さな島一つでがたがた言うならくれてやる、と言いたくなる気持ちもわかりますが、短気を起こしてはいけません。
領土問題は実効支配している側が圧倒的に有利で、現に竹島も北方領土も話し合いで返還されることなど有り得ないでしょう。
同様に、尖閣諸島を中国が奪い取ることも極めて困難でしょう。
領土問題に関しては、実態はともかく、とにかく事あるごとに領有を主張し続けることが大切です。
債権と同じで、債務者がいつまでたっても払わなくても、督促し続ければ、時効を迎えることはありません。
わが国は竹島も北方領土も忘れてはいないのですよ、と主張し続けなければなりません。
一方支配している尖閣諸島に関しては、なるべく何も言わず、支配の強化をこっそりと進めることが肝要でしょう。
もし仮に小沢氏が総理になっても、まさか竹島の領有権を放棄することなど有り得ないと思いますが、事の真偽がわからない以上、コメントしようがありません。
でもかつて100人もの国会議員を率いて北京を訪れ、まるで朝貢国の使節のように中国の国家主席に挨拶していた姿を見ると、小沢氏の外交姿勢から言って、有り得ないことではないのかも。
もう昔日の勢いはなく、過去の権勢が忘れられないご様子の小沢氏。
もう引退して、小沢ガールズでも侍らかして、一杯やりながら自慢話でもするのがお似合いです。