とんでもないことを仕出かす大学生がいるものです。
小玉智裕容疑者、20歳、成城大学2年生。
なんでもサークル活動がうまくいかず、むしゃくしゃして少女を暴行しようと思ったとかで、小学6年生の女児をなんと旅行鞄に正座した状態で詰め込み、タクシーのトランクに載せてどこやらへ向かおうとしたそうです。女児を入れた鞄です。
サークル活動がうまくいかなくてむしゃくしゃするということはよくあることです。
でも大抵、友人に愚痴ったり、せいぜいやけ酒をあおって暴れるくらいが関の山。
なんだって小学生の女児を暴行しようだなんていう発想が生まれるんでしょう?
多分、もともと小児愛者だったんじゃないでしょうか。
いわゆるロリコンというやつ。
そうでなければ、そんな馬鹿げた犯行に及ぶはずがありません。
今回は63歳のタクシー運転手がお手柄でした。
トランクに積む時から妙な感触に気付き、赤信号で停止中に「助けて」という女児の声を聞くに及び、容疑者に「お前、人間入れとるんか」と凄み、容疑者はタクシーを降りて逃亡をはかりますが、運転手は必死で追いかけ、取り押さえたという次第。
で、トランクから鞄を出して開けてみると、女の子が泣きながら立ちあがったというそうです。
これ、かなりの確率で殺人事件になってしまった可能性があったと思います。
そこまでいかなくても、かつてあったように、何年にも渡って監禁し、くりかえし暴行するとか。
なんでもこの運転手、高校時代はボクシング部に所属、広島県のチャンピオンに輝いたこともあるというから、腕に覚えがあったのですねぇ。
運転手、恐怖は感じなかったそうです。
それよりも早く捕まえたいという思いが強かったとか。
そういう人でないと、なかなか刃物を持っているかもしれない容疑者を素手で取り押さえることなど不可能でしょう。
このタクシー運転手には、警察から表彰状なり金一封なりを渡して、その勇気ある行動を讃えるべきでしょう。