銀杏並木

散歩・旅行

 今日は昨日とうって変わって秋晴れに恵まれました。
 そこで、晩秋の散歩としゃれこみました。

 最近、渋谷駅東口の東急文化会館が取り壊され、ヒカリエというショッピング・ビルに生まれ変わり、しかもJRと、なぜか地下鉄なのに地上3階にホームがある銀座線、それに東横線を結ぶ巨大な陸橋で結ばれ、渋谷の人の流れが変わったという話を聞いて、久方ぶりに渋谷に出かけました。

 渋谷駅と東京メトロ表参道駅は私が通っていた大学の最寄り駅で、少々土地勘があります。
 もっとも、人混みを嫌う私はよほどの理由が無い限り渋谷駅を利用することはなく、いつも表参道駅を利用していました。
 それでも時折学校帰りに渋谷駅東口の東急文化会館で映画を観たりしましたから、興味をそそられたというわけです。

 昭和の香りが漂っていた東急文化会館跡地には、巨大で小奇麗な建物が建ち、多くの人が買い物や食事を楽しんでいました。
 109などがあり、渋谷の象徴であるハチ公口のスクランブル交差点のあたりとは客層が大きく異なり、東口及びヒカリエは大人の町の風格を醸し出し、なかなか居心地の良い所でした。

 最近は外国人観光客がスクランブル交差点の雑踏を眺めるためだけにハチ公口に大挙して訪れ、周辺のビルの2階や3階にあるカフェから飽きることなくそれを眺め、外国人向けのガイドブックにも取り上げられているとか。
 スクランブル交差点などわが国では珍しくも無い光景ですが、外国には存在しないそうで、何が観光資源になるかわかりませんねぇ。
 築地市場なんかもそうですが。

 その後、ちょっと距離がありますが、陽気が良いので神宮外苑の銀杏並木を目指してふらふらと歩き始めました。
 神宮外苑は私が通っていた高校があり、こちらも若干の土地勘があります。

 あえて青山通りは避け、青山通りの裏道を歩きました。
 この辺り、力が入りすぎて滑稽な感じすら漂う、いわゆるお洒落な感じを無理やり演出している洋服屋や雑貨店、飲食店が点在し、なんとなく居心地の悪い感じがします。
 間違った東京のイメージとでも言いましょうか。
 それがまた面白くもあるのですが。

 神宮外苑の銀杏並木、銀杏祭りなるものを開催していて、大変な人出でした。





 これでは晩秋のうら寂しい感じを味わえません。
 土地勘があるとは言っても、普段人けのない銀杏並木がこの時期こんなことになっているとは今日の今日まで知りませんでした。
 百聞は一見にしかずですねぇ。



 帰りは赤坂御所横の東京メトロ青山一丁目駅内のドトールで一休みし、半蔵門線に乗って帰りました。

 ずいぶん歩いた気でいたのですが、10,221歩と、わずかに1万歩を超えた程度でした。
 気持ちの良い散歩を楽しめて幸せ。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ