衆議院選挙の結果が出ましたね。
自民党が大勝することは予想されていましたが、これほど勝つとは思っていませんでした。
自公あわせて325議席。
これではやりたい放題になってしまいますね。
方や民主党は3年数ヶ月の失政と、ここ数ヶ月で大量の離党者が出た影響で、わずか57議席。
かろうじて野党第一党は保ったものの、日本維新の会の54議席と大差ありません。
小選挙区制とは怖ろしいものですねぇ。
これで比例がなく、単純小選挙区制だったら、ほとんど自公だけで議席を占めてしまったことでしょう。
私は結党以来大の民主党嫌い。
しかしここまで議席が減ってしまっては、議会制民主主義が正常に機能するか心配です。
維新の会もなんだか胡散臭くて信用なりませんが、突然の選挙でほとんど準備ができない中、54議席を得たことは驚異的なことだと思います。
これから国会でどういう行動に出るかは不明ですが、将来は自民党と並ぶ2大政党の一角を占めるかもしれませんね。
325議席ということは、少なくても衆議院では憲法改正の発議が可能になったことを意味します。
参議院ではねじれていますから無理でしょうが、直近の民意だとして粘り強く説得すれば、案外簡単に憲法改正の発議がなされ、国民投票ということになるかもしれません。
安倍総裁が前に総理だったときに唱えた戦後レジームからの脱却というのは、こうなってはそう難しいことではないでしょう。
国民は安倍総裁の主張にお墨付きを与えたということでしょうから。
おそらく中韓はこの選挙結果に戦々恐々としているでしょうねぇ。
考えられるかぎり最も敵対的な政権が生まれるわけですから。
しかし心配には及びません。
口ばっかりで中身の無い総理よりも、敵対的であっても信念があり、正直に物を言う指導者のほうが行動を予測することが簡単です。
欧米のマスコミは中韓が日本の右傾化、軍国化を怖れる、と書きたてていることをさして、日本は右傾化どころか真ん中にも行っていない、と嘲笑しています。
安倍総裁におかれましては、口うるさい隣国のことなど考えず、わが国の繁栄と国民の幸福だけを考えて執務にあたってほしいと思っています。