足裏

散歩・旅行

 今日は好天に恵まれました。
 午前中はのんびり自宅で過ごし、近所の蕎麦屋で鴨せいろの昼食をしたため、そのまま近所を散歩しました。
 日差しは強いながら、気温はそれほど高くはなく、痩せてから冷え性の寒がりに戻ってしまった私は、股引をはいてセーターを着、さらに春物のコートを着込んでいたのですが、さすがに歩くと暑いですねぇ。

 現在住まうマンションに引っ越して10年以上になり、近所はたいてい歩きつくしたと思っていましたが、少し裏道に入ると、昔の農家の集落のような所があり、驚きました。
 かつての農地はほとんど駐車場や集合住宅になってしまいましたが、集落だけが残っている感じでした。

 小さなお寺を見つけ、江戸時代の墓石がけっこう残っていて、わが国の歴史は連綿と続いているのだと、実感させられました。

 こうして日曜日に小さな散歩を楽しめるとは、ありがたいことです。

 思えば精神障害発症時は、1日のうち23時間くらい寝ていましたっけ。
 飯を食う時と風呂に入る時以外、ずっと眠っていました。
 不思議なくらい、いくら眠っても眠り足りないのです。
 肉体の疲労は眠らなくても、ただ横になっているだけでかなり回復するそうですが、脳の疲労は眠らないと回復しないそうで、よほど脳が疲労していたものと思われます。

 当時、英国式足裏マッサージを受けたことがありますが、親指をつままれて激痛が走り、悲鳴を上げたことがあります。
 マッサージ師いわく、神経のツボだそうで、こんなに神経が疲れている人は初めてだ、と言われました。
 そりゃそうでしょうねぇ。
 精神障害で仕事を休んでいたのですから。

 今は親指を押そうがねじろうが痛くもかゆくもありません。
 その一つをもってしても、私が劇的に回復したことは明らかです。

 これからも、心穏やかに日々暮らしたいものです。

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