ついにほざきやがりましたねぇ。
沖縄は中国の領土だと。
明・清の時代、琉球王国は朝貢国だったとか、大日本帝国が琉球王国を武力で制圧しただとか。
それはべつだん間違いではありませんが、しかし過去の経緯を言い出したら、どこまで遡ればいいんでしょうねぇ。
例えば明治半ば、ハワイ王国は米国に併合され、その際、なんとハワイ王国は同じ有色人種国家である大日本帝国と合併することを望み、明治政府は軍艦をハワイに送り、大歓声で迎えられましたが、米国のあまりの圧倒的な軍事力を見せ付けられ、何もできませんでした。
それでも何日もハワイ沖に軍艦を停泊させ、米国をけん制しました。
しかし、今、ハワイ州が米国領土であることを疑う者はいません。
現在の国境線を変更することは極めて困難であり、下手をするとドンパチのきっかけになります。
かつて侵略したにしても、今の国境線を変えようとするのは、言論による主張だけにしておかないと禍根を残すでしょう。
そういう意味で、わが国が北方領土返還を求めるのも、竹島を求めるのも、穏やかに言論で主張しているのであって、問題ありません。
しかるに巨大な隣国は、軍艦かと思わせるような巨大な漁船を仕立てて押し掛けたり、領空侵犯をしてみたり、あんまり好戦的ではありませんか。
わが国は戦後、すっかり骨抜きにされ、武力に訴えることなど想像もできませんが、かつては特攻までして敵を苦しめた誇り高い侍の国。
わずか70年足らずでわが国民性が変るはずもなく、理不尽な攻撃を受ければ、途端に世論は沸騰し、断固戦うことを要求するでしょう。
そうなったら、わが国は中国や北朝鮮などよりもはるかに怖ろしい国家に一夜にして変貌するでしょう。
その時困るのはどちらでしょうかねぇ。