福島瑞穂、辞任

社会・政治

 本日、社民党党首の福島瑞穂氏が、党首を辞任すると表明しました。

 なかなかしぶといおばさんでしたが、さすがに衆議院議員選挙、参議院議員選挙と続けて大敗を喫しては、これ以上求心力を保つのが困難と判断したようです。

 ただし、議員は続け、党首の肩書が無くなったのを機に、さらにアクティブに活動していくとも宣言していました。

 やっぱりしぶといおばさんです。

 私は外交安保及びエネルギー政策以外の分野では、概ね社民党の政策を支持しています。
 選択的夫婦別姓とか、同性婚とか、死刑制度廃止とか。

 選択的夫婦別姓に反対する議員は、わが国の家族制度が崩壊するとかほざきますが、明治になるまで、圧倒的多数の庶民は姓などありませんでした。
 熊さんとか八つぁんだけだったのです。
 それで家族は問題なくやってきたではありませんか。
 姓なんてどうでも良いのです。

 
 また、多くの夫婦は、選択的夫婦別姓が認められても、同姓を選択するだろうと想像します。
 日本人は他人と違うことを嫌いますから。

 同性婚にいたっては、わが国ではほとんど議論すら行われません。
 欧州はもちろん、保守色の強い米国ですら、いくつかの州では認めるようになったというのに。

 ましてわが国は、伝統的に男色に寛容なお国柄。
 戦国時代、女色にしか興味を示さないのは無粋とされ、両刀がよろしいとされていました。
 織田信長も、武田信玄も、部下の男に恋文を送っています。

 まぁ、それは良いとして。

 しぶといおばちゃんはまだ50代後半。
 まだ10年以上、国会議員として活躍できるでしょう。

 私としては、反原発とか平和憲法維持とか、非現実的な主張は抑えて、同性婚や選択的夫婦別姓や死刑制度廃止に力を入れてほしいと願っています。

 がんばれ、しぶといおばちゃん。

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