8月4日(日)の午後、私の仲人で×1となった60歳の男性と56歳の母の知り合いの女性を皇居近くのパレスホテルのラウンジで引き合わせたことはすでにこのブログで紹介しました。
昨日仲人から手紙が届きました。
私たちが退席した後、話は大いに盛り上がり、何時間も話し込んだのだとか。
仲人は明るく聡明な女性だとして、お付き合いしたいので先方の意思を確認し、差支えなければ連絡先を教えて欲しいとのことでした。
早速母に電話したところ、先方も仲人に好印象を抱いており、お付き合いしたい、とのことで、無事連絡先を仲人に伝えることができました。
まずは良かった。
それにしても縁と言うのは不思議なものです。
平成3年の秋に採用面接をうけて就職しましたが、その時の面接官の一人がその仲人。
同居人も同じ年に同じその人の面接を受けて就職しています。
平成4年4月1日に採用され、配属先の直接の上司もその人でした。
その後平成6年に仲人は他機関に異動。
私も平成9年に他機関に異動しました。
今の同居人と結婚する羽目になった平成9年、仲人をお願いするため、その人の自宅を訪ねました。
当時の奥さまとは仲睦まじい様子でした。
その後互いの両親との顔合わせのための食事会、結納と進み、平成10年6月に無事式と宴を終え、数日後には互いの両親と一緒に仲人宅へお礼にうかがいました。
その後時折酒を飲んだりしていましたが、ここ五年ほどは会っておらず、離婚したことも知りませんでした。
夫婦の手本となるべき仲人が離婚したなんて、格好悪くて言い出せなかったとのこと。
そういうもんなんですかねぇ。
父を亡くして傷心の母を慰めようと、仲人と、もう一人の大先輩が先日席を設けてくれて、勝どきで食事をした際、仲人が婚活中であることを知り、このたび母が女性を紹介。
それは見事うまく行き、これからお付き合いを始めようというわけです。
なんだか奇妙な気分です。
あれほど仲が良さそうに見えた仲人夫妻が離婚し、別れた元奥さまが今どこで何をしているか知らないというのですから。
仲人の息子さん2人は結婚し、孫娘が2人もいるおじいちゃんになってなお、新しいパートナーを求めるとは、常に前向きなんですねぇ。
もし再婚ということになったら、式や披露宴はやるんでしょうかねぇ。
年齢から言って、ごく内輪でお食事会くらいでしょうか。
その際私や母は招ばれるんでしょうか。
高齢者同士の再婚というのが一般的にどういう手順を踏んで行われるものなのか、よく分かりません。
これから平均的な年齢まで生きるとして、およそ20年。
20年一人で暮らすのは寂しいと思ったんでしょうねぇ。
仲人の再婚を願ってやみません。