北朝鮮の国防委員会副委員長、張成沢氏が失脚したのではないか、というニュースが飛び込んできました。
若き独裁者、金正恩の叔父で、独裁者の信頼が厚いと見られていただけに、驚きです。
韓国とパイプを持っていたのが災いしたのではないかと言われています。
張成沢氏の側近2名が処刑されたと伝えられますから、ご当人の命も風前の灯。
早く亡命しないと殺されちゃいそうな感じがします。
この人の弱点は、軍との関係がよろしくないこと。
親韓派とみなされてしまったようです。
どんな小さな組織でも、必ず、権力闘争が起きるのが人の世の常。
しかし有無を言わさず処刑したりしていたら、今度は最高権力者が危うくなるものと思いますが、どういうわけか、彼の国では、親子三代にわたる独裁に対し、餓死しようが理不尽に逮捕されようが、国民はじっと耐えています。
食えないのに起ちあがらないことが、私には理解できません。
座して餓死を待つくらいなら、死ぬ気で暴動を起こすほうがむしろ普通だと思いますがねぇ。
時あたかも中国が防空識別圏を設定し、日米韓はもちろん、EU諸国もこれに反発しています。
中国の忠実な子分である北朝鮮がどう動くかも、目が離せません。
それにしても人の世というもの、いつまでたっても争いの種が尽きることはありませんねぇ。
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