朝出勤するなり、人事担当部署の職員が私にご大層な封筒を持ってきました。
はて、処分される言われはないはずだがと思って開けてみると、通常の定期昇給よりも大幅に昇給させる、との文言が。
驚きました。
普通に働いていれば、例年1月1日をもって定期昇給という名の小幅な昇給があり、しかも最後(今のところ)の病気休暇から復職して1年目、2年目は軽い仕事しか任されていなかったこともあり、定期昇給させてもらえませんでした。
3年目の昨年、やっと定期昇給が認められ、今年は成績率が特に優秀ということで、ご大層な紙をもらえることとなりました。
私の実力からすれば遅きに失した感は否めませんが、3回も長く休んでしまった事実は隠しようもありませんから、2年は我慢しろということだったかと思います。
これで、同期で普通に働き、定期昇給だけしてきた人に劣らない給与水準になりました。
自棄を起こさず、チマチマと日々の仕事を誠実にこなしてきた結果だと思うと、嬉しいですねぇ。
人生七転び八起きと申します。
転んでも、起き上がれば良いのです。
そのことに気付くのに、10年くらいかかってしまいました。
発症当初はおのれの運命を呪い、復職後には昇給も昇任もストップしたことを嘆いていたものですが。
腐らず真面目に続けなければ結果は得られないということを痛感させられました。