パクリと整形文化

社会・政治

 キムチと漬物文化が世界遺産に登録されたのは記憶に新しいところです。

 驚くべきことに、端午の節句も韓国が申請し、登録されてしまいました。

 怒っちゃったのが、レッド・チャイナ。
 いくらなんでも端午の節句は中国のものであろう、というわけです。

 中国のネット空間には、パクリと整形文化も申請しろ、なんて大人げない書き込みも見られるようです。
 整形はともかく、パクリに関しては中国も相当なものだと思いますがねぇ。


 わが国から見ると、中韓は一致して反日に励んでいるように見えますが、じつは中韓の仲も相当悪いようです。
 一致するのは反日だけで、それ以外は互いに反目しあっているとか。

 とくに中国人の間に、嫌韓感情が強いようです。

 同じ北東アジアの国同士で、しかも北朝鮮という鬼っ子を抱えている以上、相協力して国際政治を進めていきたいと思いますが、感情的なもつれは修復不可能です。

 中韓はわが国に歴史認識の一致を求めますが、そんなことは100万年経っても無理でしょう。

 というか、世界に歴史認識が完全に一致している国が存在し得るはずもないし、一致させる必要も無いでしょう。
 
 多様な見方の存在を認めることが死活的に重要です。

 何年前でしたか、萩市長が、会津若松市長に、幕末から明治初期に激しく戦ったことで交流が途絶えているので、そろそろ手打ちをしませんか、と持ちかけたことがあります。

 それに対し、会津若松市長は、ユダヤ人とイスラム教徒は2,000年も対立を続け、今もそれは続いている、100年かそこらで簡単に手打ちなんてできるか、と断ってしまいました。

 国内であっても、歴史認識は多様です。

 まして複雑な利害が絡まり合う隣国と歴史認識を一致させる方法は、一方がもう一方を占領し、自国の歴史認識を押し付ける以外ないでしょう。

 昔のことを蒸し返して、今及び近い未来の問題を話し合えないのは、生産的ではありません。

 中韓両国には、多様性を認める寛容さが求められます。

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