今日で8月前半も終了。
早いもので、朝夕など、秋めいてきました。
夏は儚いものですね。
本日、戦没者慰霊祭が厳粛に取り行われ、国民こぞって黙祷を捧げました。
しかし、戦没者の御霊を鎮めるには恒久平和の実現こそが、急務です。
恒久平和という言葉を頭に浮かべると、私は絶望的な気持ちになります。
永久機械は人類の夢ですが、おそらく、それが実現することはないでしょう。
それと同様、人類共通の夢である、恒久平和ということもまた、絵にかいた餅のような気がしてなりません。
人間、慾深い生き物。
他人に危害を加えても、おのれの利益を追求しようとするのは、何も国家レベルに限らずとも、ありとあらゆる小さな組織でおきています。
権力闘争であったり、ハラスメントであったり。
そんな愚行を繰り返すのが人間の本質だとすれば、恒久平和など、夢のまた夢。
それを実現するには、人間が人間であることを止めて、もう一段高いステージに立たなければならないような気がしています。
そんなことが可能なのかどうか分かりませんが、それはそれとして、私たちは面倒な普段の交渉を怠りなく、紛争の芽を一つ一つ摘んでいくしかないでしょうね。
それを不断に行い、戦いが起きなければ、結果的に恒久平和が成ったということになるのかもしれません。
もっとも、何十年も平和が続いても、翌日戦争が始まるかもしれません。
だからこそ、地道な、不断の努力が求められる所以でしょうねぇ。
あぁ、面倒くさい。