組織が暴走し始めると、まともなやつが何を言っても無駄、というか排除され、ますます過激に暴走し始めるということを、この1年、嫌というほど思い知らされました。
今まで嫌な上司はたくさんいましたが、ごく一部の取り巻きの言うことだけを聞き、それ以外から総スカンを喰らっても平気でふんぞり返っていられるようなやつは初めてです。
なんだか1年間、長期の心理実験の被験者をやらされたような気分です。
どこまで人は理不尽な指示に耐えられるか、という。
私はもちろん実験早々にギブアップして上司に物申し、結果見事に干され、1年で古巣に異動することになりました。
しかも古巣の事務分担を増加させるというおまけつき。
どこまでも従いつづけ、私用にも従っていたあり得ない数名は、上司の覚え目出度くより良い待遇を受けることになりました。
馬鹿馬鹿しい。
自分の影響力を行使しにくい非常勤職員からは蛇蝎のように嫌われています。
ふんぞり返って人を操ろうとする姿勢は、自己愛性人格障害を疑わせるに十分です。
私としては離れられて嬉しくて仕方ありません。