昨日、2泊3日の奥日光避暑の旅から帰りました。
車で行ったのですが、3日間の走行距離は488キロ。
それでも運転疲れしなかったのは意外でした。
2日目の晩、ブログをアップしようと思って持参のi Pad mini を起動しようとしたら、パスコードが入力できなくなっていました。
どうもあるアプリを最新版にアップデートしたのが原因のようです。
やむなく、旅先でのアップは諦めました。
2日目は早朝6時に硫黄の温泉につかり、びっくりするくらい豪華な朝飯を食ってから、戦場ヶ原に出かけました。
赤沼車庫に車をとめて、低公害バスで千住が浜へ。
戦場ヶ原を走る車は基本低公害バスだけで、一般車両の乗り入れは禁止されています。
ちょっと天気は曇り気味でしたが、千住が浜から見る男体山と中禅寺湖は見事。
千住が浜でバスを降りたのは私と同居人だけ。
なんだか世界に取り残された二人のような錯覚を覚えました。
しばし湖畔をぶらついて、戦場ヶ原を西の湖まで歩きました。
途中、孤独な猿を見かけました。
猿は集団で行動するものと思っていましたが、一匹だけで行動し、孤高の存在に感じました。
川を渡ったりして、一時間ちょっとで西の湖へ。
西の湖では、パラソルを立てた謎の親子がのんびりしていました。
バスに持ち込んだのでしょうか?
西の湖、東山魁夷の絵のように、緑が湖面に映って見事でした。
その後バスで赤沼車庫に戻ってレストハウスでカレーライスを食しました。
午後は雨が降ってきたので、日光自然博物館に立ち寄りました。
そこで、初めて、戦場ヶ原の由来を知りました。
はるか昔、赤城山が中禅寺湖は赤城山のものだと主張して、男体山と戦ったというのです。
赤沼車庫の由来は、その戦で流れた血で湖が赤く染まったからだとか。
いつの時代も争いはなくなりませんねぇ。
宿に戻ってまた温泉。
その後湯葉をふんだんに使った懐石料理を森の中の食堂でゆっくりと堪能。
少し飲みすぎましたか。
昨日はさらに奥の湯元へ出かけ、湯の湖を一周。
歩いて1時間ほどです。
ここの遊歩道はわりと多くの人が歩いていました。
お手軽なんでしょうね。
昼は中禅寺湖畔に戻って家康ラーメンなる奇っ怪な醤油ラーメンを食い、珈琲を飲んでから、いい年をした中年のおっさんとおばさん二人でスワンボートに乗り込み、中禅寺湖に漕ぎ出しました。
途中、濃霧が発生し、ボート屋のおじさんが小さなモーターボートで早く戻れと警告に来ました。
スワンボートすべてに警告して回っているようです。
ご苦労様。
14時に帰宅の途につきました。
いろは坂で霧が発生し、難儀しましたが、17時には帰り着くことができました。
涼しいというよりは寒いくらいの、気持ちの良い避暑でした。
今日まで夏休み。
千葉は暑いですねぇ。