昨日は六本木の森美術館に「宇宙と芸術」展を観に出かけました。
近未来を思わせるモダン・アートから、宇宙とつながりが深いということで、「竹取物語絵巻」などの古典まで、幅広く展示されていました。
展示物のいくつかは撮影可でしたので、下に貼っておきます。
展覧会のイメージがお分かりいただけたでしょうか?
なんとなく脈絡の感じられない作品群が並んでいましたが、共通しているのは、人間はこれからどこへ向かい、どこへ行ってしまうのだろう、という不安を感じさせることです。
決して、明るい未来などではありえません。
数百年かけて、火星を人が住める第二の地球にしようというプロジェクトがあるそうです。
そんな人智を超えたことが可能なのでしょうか?
美的体験とは言いがたい展覧会でしたが、人間の行く末を考えさせる力はあったように思います。
少し暑かったですが、帰りは疲れてぼうっとした頭をしゃっきりさせるため、お隣の麻布十番駅まで歩きました。
坂がちで少々歩きにくくはありましたが、都内散歩は楽しいものです。