韓国大統領選挙が終わりました。
下馬評どおりというべきか、「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補が当選しましたね。
いわゆる革新系の親北政権の誕生です。
自殺した廬武鉉元大統領の最側近だったそうで、廬武鉉政権下の悪夢が繰り返されるのかと思うとぞっとします。
文在寅新大統領、早速わが国と前政権が結んだ慰安婦をめぐる合意を見直すだの破棄するだの、勇ましいことを言ってくれちゃってます。
しかし、「不可逆的に」という文言を入れた以上、わが国はこのような要求は完全に無視すれば良いし、そうすべきでしょう。
じゃないとどんな合意をしても、政権が交代したら意味が無くなってしまいます。
それでは国と国との信頼関係など築けるはずもありません。
これが例えば、革命が起きて、まったく新しい国に生まれ変わったというならともかく、民主主義国家が民主的に政権交代した以上、外交の継続性が維持されなければならないのは当然でしょう。
そして怖いのが、北朝鮮に融和的であること、さらには保守派狩りのような言論弾圧が、陰に陽に行われる可能性があること。
もともと革新系というのは、わが国でもそうですが、人の話を聞かず、ヒステリックにおのれの信念を正しいと信じて突っ走る傾向があるように思います。
わが国は新しい韓国大統領が慰安婦合意を覆すような発言をしたなら、一切無視し、会談を行う必要も無いでしょう。
会わなければいけない課題もないことですし。
しばらくは韓国大統領を無視し続けるしか、わが国が取るべき手段はなさそうです。