少し前のことになりますが、米国の大統領と北朝鮮の独裁者がシンガポールで会談を行いました。
朝鮮半島の非核化と、米国による北朝鮮への体制保障、ということが合意されたそうですが、結局、何も変わらないような気がします。
北朝鮮、これから核兵器を増産するのは止めるでしょうが、すでに完成した核兵器を手放すとは思えません。
また、米国が北朝鮮の体制を保障した、と言いますが、今までだって、べつに北朝鮮を武力で壊滅させようとか、デブの独裁者を暗殺しようとか、そんな噂はありましたが、実際には行動を起こしていません。
また、テレビなどで有識者と称する人々は、北朝鮮の出方を注視したいとか、北朝鮮は約束を守るとは限らない、とか言っていましたが、それを言ったら米国も一緒。
米国は北朝鮮が非核化を進めなかったら、それを口実に北朝鮮に攻め入るかもしれません。
米国の出方も注視し、約束を守るかどうか見極めなければなりません。
無理な要求を吹っかけて、戦争に突入するのは米国の常套手段。
その手で、我が大日本帝國もやられてしまいました。
私には、この会談は戦争への第一歩のように見えました。
米国は、力による解決を決意したように感じられて仕方ないのです。