今日、どうしてもそごう千葉店に店を構える椿屋茶房のビーフカレーが食いたくなり、独り、千葉に向かいました。
車で15分ほど。
もともとカレーはあまり好まなかったのですが、なぜか、ここのビーフがごろごろ入ったやつが気に入って、時折、食べに行きます。
今日は同居人は休日出勤のため、気軽にお昼を食べに向かいました。
サラダとスープとビーフカレー、それに食後の珈琲までいただいて、大いに満足です。
食後、本屋に立ち寄りました。
そこで、思いがけない人とばったり会いました。
3月いっぱいで早期退職した58歳の先輩です。
腹がいっぱいで、お茶も入らないという状況であれば、本屋の前のベンチに座る程度しかできませんでしたが、しばし話し込みました。
先輩、まだ職場のことが心配な様子で、さかんに今の状況を聞きたがります。
正直に話すと、先輩、暗澹たる気持ちになったようで、暗い表情を浮かべます。
先輩の席に後任者は来ず、暫時空席。
いつ後釜が来るのか分かりません。
おかげで部下たちはメンタルをやられるやつが続出。
あらためて、先輩の偉大さが分かります。
それにしても、退職後わずか一か月で、すっかりおじいちゃんぽいというか、引退した人っぽい風情を身に着けていたのには驚きました。
現役を退くと、穏やかになるのですねえ。
うらやましいかぎりです。
まぁ、現役の時は苦労した人ですから、それは喜ばしいことです。
遠からぬ将来、私も退職して、そうなるのでしょう。
それは楽しみですが、まだまだ働かなければなりません。
我が道の先輩の姿は、老後も悪くないと思わせるものでした。